2023年11月時点における自分の投資の心構えを、備忘録として残しておく。
まだまだ勉強不足のため、今後学んでいくに連れて変わる部分もあるかもしれないが、一旦整理。
【感情面】
1.焦らない
焦った時点で負け。その時点で相場に入る資格が無い。
これは投資に限らず勝負事全てそうだと思うが、頭が冷静で無ければ絶対に勝てない。
もし勝てたとしてもそれは運。
ただ、相場では焦らされることも多い。突然のニュースによる急騰or急落。配当権利前の急落などなど。
一見好機に思えても、焦っていると感じた時点で投資は避けること。
焦っているときは、視野が狭くなるため、自分にとって都合の良い情報を信じたくなる。
故に間違った判断をしがち。機会損失は実際の損ではないからいくら生まれてもいいことを忘れるな。
機会損失が嫌ならもっと勉強しろ。
2.慢心しない
慢心は身を滅ぼす。相場には常に謙虚であれ。
自分がやっていることが常に正しいと思うと、自分に都合の悪い情報が見えなくなる。
また、過剰な自信は過度に大きなポジションや銘柄の一点集中を招く。
どれだけ好調でも決してうぬぼれるな。
謙虚さを失った瞬間に成長は止まり、地獄が始まると思え。
3.1と2を決して忘れない
不調なときは1を。好調なときは2を忘れがち。
思うようになってもならなくても常に焦らず、慢心せずに相場に向かえ。
【投資指針面】
1.「0.1%」でも破産のリスクは負わない(=過度なレバレッジは掛けない&銘柄の一点集中は避ける)
予測不可能なことが相場では多々起こりうる。
個別株で言えば、粉飾決算や重大なコンプライアンス違反による上場廃止など。
また、個別株でなくても、リーマンショックのような突然の世界的金融危機や自然災害が起きることは
歴史が証明している。
そういった事象が生じても耐えうる状況にしておかなければならない。
これまで相場では数多くの退場者が出ているが、その人達の全員がまさか自分が退場すると思ってはいなかったはず。
それでも退場してしまうのは、ポートフォリオの過度な偏りや、過度なレバレッジが原因。
よほど自信があっても、ポートフォリオを単一の銘柄だけに絞ったり、過度なレバレッジをかけてはならない。
2.直近急騰している銘柄には安易に手を出さない
そもそも急騰しているのに乗り遅れている時点で、銘柄の調査が足りていない。その時点で先行者に負けている。
その上でその人達と戦おうと言うのだからよほど自信が無ければ勝てない。
「安易に」というところがポイントで、それでもなお勝算があると思えば、手を出してもよい。
ただ、急騰している時点で焦りが生まれる。焦っていると思ったなら手を出さない方がいい。
手を出せば機会損失よりも大きな額の実際の損失が待っている。
3.チャートの値ごろ感で割安と感じても安易に手を出さない
(=数字に基づいて割安かどうかを考える)
チャート上で底値だと感じても、実際にはそこから下げることは多々ある。
チャートは視覚的に相場の動きを把握するのには活用できるが、あくまでも過去の値動きを表したもの。
PBRやPER、配当利回りなどの数字に基づいて投資すること。
それらの数字に基づいて割安だと判断したなら、仮に下がったときにも喜んで買い増しできる。
チャートの形だけで判断すると、それが崩れたときには拠り所がなくなってしまう。
4.ネットで話題の株には手を出さない(=よく分からない株に手を出さない)
話題になっている株にみんながこぞって手を出してみんな儲かって幸せハッピーということはありえない。
基本的に笑っている人の裏では泣いている人がいるのが相場。
そこに後から乗っても勝算は薄い。
また、そもそも話題になるまで見向きもしなかった銘柄に対しての情報量は少ない。
2と共通する部分があるが、いくらその場で調べても、付け焼刃では先行者には勝てない。
みんなが見向きもしていない不人気なところに期待値は落ちているのだから、ネットで楽をせず、
地道に決算書や四季報を読もう。
以上、備忘録。